初めまして、今回のコラムを担当するRyuです。アルビサポ歴は産まれたときからで、家族旅行はアルビのアウェイ戦を応援しにいくことでした。ちなみに、私はアウェイで配布されているフリーペーパーAlbiWAYでもコラムを書くことがあるので、そちらもよろしくお願いします(笑)。自己紹介代わりの宣伝を終えたところで、今回はスタジアムについて書いていこうと思います。私はスタジアムが好きです。試合の観やすさや臨場感、形状、スタジアム周りの様子など、どのスタジアムにも魅力的な部分が多くありますが、その中でも「雰囲気」という非常にざっくりと曖昧な部分に焦点を当てて話していきます。
まずは日常に紛れるスタジアムです。我らのホーム「デンカビッグスワンスタジアム」も、公園という日常的の世界の中にサポーターで非日常的な世界を作り出しています。日常に紛れるスタジアムの魅力は、試合日になると多くのサポーターが集まり、勝利のために選手を後押しする非日常的な雰囲気を強く感じることと、勝負だけに限らず、Eゲート前広場でイベントを楽しむ姿から日常と非日常が混ざったような独特の雰囲気を感じられることです。このような雰囲気を感じると「今日の試合も勝って喜びたい!」とワクワクしてきます。デンカビッグスワン以外にも日常に紛れるスタジアムは、スタジアムに近付けば近付くほどチームの色や雰囲気が強くなっていくので面白いです。「日常から非日常へ飛び込む」そんな感覚を味わうことが出来ます。
次はサッカー専用スタジアムです。代表例は日立柏サッカー場やNACK5スタジアム大宮、今年完成したサンガスタジアムby KYOCERAなどですね。サッカー専用スタジアムは「試合の熱」を感じ取れるスタジアムだと思っています。選手との距離が近い分、応援歌以外での声援が多いような印象を受け、スタジアムからは試合に集中し、勝負にこだわる闘志と闘志のぶつかり合いといった雰囲気を強く感じます。また、個人的にサッカー専用スタジアムの方がアウェイ感を強く感じるので、勝ったときの喜びは格別です。
最後はサポーターです。両チームのサポーターが選手を後押しするために、応援歌で音楽を作り、人々で色付け、横断幕や大旗で装飾したスタジアムを作り出します。もちろんホームチーム寄りの場内アナウンスなども魅力のひとつです。こうして作られる雰囲気から各チームの文化を感じ取ることが出来ます。両チームのサポーターがいるからこそ作られる、その時その時の最高の雰囲気はサッカー観戦の醍醐味とも言えるでしょう。
今回はスタジアムの雰囲気をテーマに書いてみました。試合を観ることは自宅でも行えますが、スタジアムの雰囲気を味わえるのは現地で応援する場合しかありません。そして、現地で応援する皆さんがスタジアムの雰囲気を作っているのです。スタジアム自体に観やすさやピッチまでの距離、利便性などの魅力の違いはあれども、「チームがあって、サポーターがいて、スタジアムが完成する」という思いがある限り、現地で選手を応援したいという気持ちは生涯変わりません。是非ともスタジアムに行ったことがない人を誘って、試合の雰囲気を味わう経験のお手伝いをサポーターの皆さんにもお願いしたいです。
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